Didier Merah ニューアルバム 『Eden』 Coming Soon
 

2013/12/16:Didier Merahのレコーディング環境

Didier Merah(ディディエ・メラ)のピアノ作品について、ピアノの種類やレコーディング会場に関するお問い合わせも増えてきました。最近は、実は以下のような環境でレコーディングしています。

recording_600.png

スケッチシリーズでは、以下の3作品が「Pianoteq」というソフト音源を使用しています。この音源は現在制作中のCDでも使用しているもので、特に最新作の「Requiem for Akira Miyoshi」は、エフェクトもCD作品とほぼ同等です。

ソフト音源で制作しているというと、MIDIデータをマウスでピコピコ打ち込んでいるイメージがあるかもしれませんが、Didier Merah(ディディエ・メラ)の場合は、完全にリアルタイムレコーディングです。タイムストレッチも何もせず、電子ピアノの演奏データをそのままPCに取り込んで、音源に変換しています。

「Pianoteq」は物理モデリングという方式のピアノ音源で、リバーブエフェクトなどを工夫すれば、非常にリアルな音が出ます。その長所のひとつは何といっても、演奏者の表現にどこまでも追従してくれることです。逆に言えば、下手な演奏は下手な演奏としてそのまま鳴ります。「Pianoteq」は本物の楽器であると言えます。その真価を発揮できるのは、本物のピアノ奏者だけでしょう。

一つ誤解のないように付け加えておくと、リバーブなどのエフェクトは、「Pianoteq」付属のものは使用していません。特に今回制作中のCDの音源については、かなり複雑なエフェクトの掛け方をしていていて、どんなに良い会場で録音しても簡単には録れないような、美しい奥行のあるサウンドを実現しています。

ピアノは高級品です。それなりのグランドピアノを新品で購入すればスポーツカー並みの値段がしますし、大きく重く、演奏できる場所も限られてきます。しかも唯でさえ個体差のあるその音は、調律や天候、会場の音響設計などに左右され、理想の音は中々出ません。

そして、最も理想に近い環境で録音出来たとしても、その音は現実の音を超えることはありません。Didier Merah(ディディエ・メラ)は今まで、様々な場所で、様々なピアノを弾いてきましたが、満足したことはなかったと言います。現実には存在しない理想の音。Didier Merah(ディディエ・メラ)の中には、それが常に存在していました。

現在制作中のCDアルバムは、その理想の音に最も近付いた作品と言えると思います。



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